6/19/2014

ワールドカップから感じるニューヨークの多様性

ニューヨークに来るまでのイメージだと、アメリカはサッカーが好きじゃないと感じていました。そもそもイギリスで言うフットボールはこちらではNFLだし、サッカーは南米諸国に任せちゃっているような。

だからワールドカップ開幕が迫っていても、ニューヨークでは、ワールドカップ?あぁ、今年だっけ?くらいな感覚かなと思っていました。

ところが、始まってみたら、実際は街中にサポーターがたくさんいて、楽しんでいる様を見かけます。特にブラジル開催の今回はあまり時差もないのも一役買っているようです。

ただ、東京や、恐らくその他のサッカーの人気な都市とも違うところ - 各国の応援が見られるところです。

東京にいた頃は、みんなが青いユニフォームを着て、サムライジャパンを応援していましたが、ここニューヨークは多国籍 多民族の都市。アメリカ代表ばかりではなく、それぞれが出身の国やゆかりの国をサポートしています。

特にクイーンズは世界一多国籍な地域です。200種類近い、異なる国籍や言語を基準としたコミュニティがあると言われています。例えば私の住むアストリアは元々ギリシャ系の移民が築いたエリア。なのでギリシャ戦の日はバーやレストランはギリシャの応援でものすごい盛り上がりを見せています。日本戦だった今夜は、日本人の私は少し不思議な感じ。

また、私の彼は、お父さんがギリシャに程近いキプロス系の移民です。ワールドカップ前に日本 - キプロスの親善試合があった際は、キプロス系のメディアからの日本のレポートを話してくれて興味深かったです。そして彼のお母さんはご両親がイタリアからの移民です。イタリア戦の日は、赤と緑と白の国旗を、星条旗に並べておうちの前に出すそうです。

他にもヨーロッパ系や南米系の多いそれぞれのエリアでは、それぞれの熱い応援が繰り広げられています。住宅やアパートのベランダに掲げられた多くの国旗を見かけますし、週末にもなると地下鉄は様々な国のユニフォーム姿で興奮した人達を見かけます。

日本や東京のサムライブルーで団結したワールドカップ フィーバーとはまただいぶ違う、ニューヨークのワールドカップの姿を楽しんでいます。




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