6/17/2015

Christy Turlington がモデルを辞めた理由がかっこよ過ぎる

90年代、多くのスーパーモデルが名を馳せた中、パワフルで美しくて、大好きだったChristy Turlington

最新号のElleにも、夫 Edward Burnsとの広告が

その彼女は、現在はモデルというよりは、ヨガやそれに関連するビジネスであったり、自身がNYUに戻ってまで追求した東洋哲学への興味といった、多くのことに目を向けそれを習得する、一人のロールモデルとして、多くの女性から注目される存在。

その上、こういった広告やエディトリアルで魅せる、自然で芯の強い美しさにも圧倒される。変わらない、というよりは、歳とともにかわりつつも常に美しい といった感じ。

その彼女が、いわゆる「スーパーモデル」世代より更に先に活躍していたモデルの一人、Imanとのインタビューで語っている、「モデルを辞めた理由」が潔くかっこいい。自信の満ちあふれた彼女の美しさに、自分のことをよく理解した上でのこういった思い切りのよさが、揺るぎない強さを与えている気がする。

"Iman Interviewed by Christy Turlington Burns" - Citizens of Humanity

 "I guess I really haven’t fully given modeling up, but in my mind I did, because I went back to school and moved on in my life. And when I went back to school, same thing. I remember somebody telling me that they were in a location van and they saw me walk by with my backpack, and they were like, “Oh, poor thing.” And I’m thinking – “Poor thing? I’m getting my education, you fools.” But I remember thinking about it. I think I had finally quit smoking and had gained some weight, and I was in Paris for the couture shows and I remember that moment when I thought, “You know what, I’m doing something healthy for myself, and they’re judging me and I don’t want to subject myself to it anymore.” And it’s such an empowering feeling when you can make that choice."

長年モデルをしている中でどうやら喫煙をしていたよう。それをとうとう辞め、少し体重が増えた中でのモデルの仕事で、おそらく何か不都合なことがあり、「せっかく自分にとって健康的なことをしたのに、それが体型に表れていることを含め自分がジャッジされるのがもうこれ以上腑に落ちない。」と感じたとのこと。

そしてモデル業を完全には辞めてはいないもののファッション業界からは遠ざかり、バックパックを背負ってNYUに通った。

彼女にとって、それは「自分自身の人生を生きる」ことだった、と。

大きく成功していて、欲しいものは簡単に手に入ったであろう彼女の状況でも、この「自分自身の人生を生きる」には、この決断が必要だったのだ。

誰でも人生には決断をする時はある。決断には大きなものから小さなものまで様々で、簡単だったり複雑だったり色々だけど、どんなものでもやはりエネルギーがいる。決めるからには責任も自信も必要。

長年活躍する彼女が今も変わらず輝いている背景には、こういった決断を自ら下しながらも自分を信じ続けている事実がある。誇りというのはこういったところから生まれてくるのだろうな。


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