8/31/2015

キヤノン

サンフランシスコで液晶を壊した、長年愛用してきたオリンパスのカメラ。

そして、もうすぐやってくるお誕生日・・・お誕生日プレゼント。

ということで、悩みに悩んだ結果、マイクロフォーサーズ(オリンパスやパナソニックが採用しているカメラ規格)を卒業し、キヤノンが私のもとにやってくることに!

Canon EOS Rebel T6i


courtesy of Canon

http://www.amazon.com/Canon-Rebel-Digital-EF-S-18-55mm/dp/B00T3ER7QO

マイクロフォーサーズからEFマウントへ。ミラーレス一眼から一眼レフへ。タッチパネル。そして、キヤノン最新のこのモデルはwifi搭載。今でこそ当たり前のようだけど、私にとっては革新的!

実はソニーのアルファと最後の最後まで迷ったけれど、キヤノンを購入する決め手となったのはレンズ。

EF 50mm f/1.8 STM Lens


courtesy of Canon

http://www.amazon.com/Canon-50mm-1-8-STM-Lens/dp/B00X8MRBCW

大好きな単焦点レンズ。

キヤノンのこのレンズはかなりお手頃な価格でf/1.8というなかなか明るい状態までもっていける、簡単にぼかしの効いた写真が撮れる素晴らしいレンズ!キヤノンユーザーの特権とも言えるくらい素敵な 素敵な レンズ。今回あわせて購入。

オリンパスでのマイクロフォーサーズでの単焦点としては、少しマニアックなレンズを愛用していた。Leicaが作ったこれ。

Panasonic Leica DG Summilux 25mm f/1.4 Micro 4/3 Lens

courtesy of Panasonic

http://shop.panasonic.com/cameras-and-camcorders/lumix-camera-lenses/H-X025.html

単焦点の中でも極限に近いf/1.4というこのレンズ。ものすごいぼけ具合でおもしろかった。当時日本で7万円くらい。

そして今回のキヤノンは$125。日本で買えば1万円程度だそう。コストパフォーマンスのいいレンズとして名を馳せるこの子。

遊びの範囲でカメラ好き、単焦点好き、な私にちょうどいい選択ができた気がする。カメラ、レンズともに。

アメリカにも価格が売りのウェブサイトはあるが、こわくなって結局Canon USAが直接出店しているアマゾンにて購入した。3年保証も購入。(現に最近壊したばかりなので。)大事なものは、安さではなく安心と信頼も一緒にお買い物。

ちなみに、海外でキヤノンを購入しようとしている人がいたら、この情報を。

日本のキヤノンのサイトに載っていた、海外機種との変換表。

http://cweb.canon.jp/e-support/faq/answer/eosd/9259-1.html

プロフェッショナルモデルは基本的に海外市場も同じ名称なようだけど、日本でいうEOS Kissなどは、北米、アジア・欧州によっては異なるブランド名で展開されているみたい。日本でのレビューも参考にしつつ検討したい方は、こちらで自分の欲しい機種の名称を確認できる。ちなみに今回私が購入したEOS Rabel T6iは、日本市場ではEOS Kiss X8i

再来月の結婚式でも、花嫁自ら写真撮っちゃおっと。


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8/27/2015

夏 2015

8月終わりのニューヨーク、少し日が短くなってきたのを感じる。この夏も、もうすぐ終わるんだなー。

2015年の夏。
様々なことに追われたこの夏は特に印象深いものになった。

その内の一つだった、大好きなブランドでのインターンシップも今日で終わり。来週には学校に戻る。そして秋学期は日系商社のニューヨーク支店で新しくインターンシップを始める。

フリーランスでのライターの仕事もこの夏は結構拡大できた。現状3社に記事を書いていて、更にもう2社からお声がけをもらっている。そして他の媒体からインタビューも受けたので、公開になったら是非ここでもお知らせしたい。

私にとって思い出深いこの夏を切り取った記事のいくつかはこちら。

courtesy of roomie

「サンフランシスコの巨大レコードショップで、時間を忘れるほど音楽に埋もれる」
http://www.roomie.jp/2015/08/282558/

courtesy of BROOKLYNIZE

「Brooklyn Museumでスニーカーの魅力に迫る」

courtesy of Dear B,

「NYで1920年代にタイムスリップ?!Jazz Ageを楽しむパーティはいかが?」
http://english.cheerup.jp/article/2008

その他新しく始める予定の2社では、よりニューヨークで過ごす私ならではの内容にしていけそうで、楽しみ。

来週始まる秋学期でParsonsは卒業する予定。ファッション ビジネスの世界でキャリアを築くべく模索している最中だが、こういった記事を書くお仕事はファッション関連もありつつも私にとっての別の活動として切り離して、今後も続けていきたい。


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8/23/2015

ニューヨーク ファッション業界のインターンシップ

だいぶ熱も下がり、体調も落ち着いてきた。3日寝込んでいる間に読んだ中で気になった記事について。

このBusiness of FashionのOp-ed(Op-edとは、主に新聞や雑誌などで、その出版元とは無関係の著名な人が寄稿する記事のこと)はニューヨークのファッション業界に身を置きたい人には是非読んで欲しい。


"Are Unpaid Internships Acceptable?"

http://www.businessoffashion.com/articles/opinion/op-ed-are-unpaid-internships-acceptable?utm_source=Subscribers&utm_campaign=fa8b30cc4d-&utm_medium=email&utm_term=0_d2191372b3-fa8b30cc4d-418101517

主にこの記事は、ファッション業界における無償のインターンシップはいい子?悪い子?普通の子?的な内容。(さすがにこの表現は私には古過ぎるけど、高校の頃の先生が使っていたのを覚えていて、まさしくこの内容にはぴったりだと思ったので使ってみた。)

記事によると、近年ニューヨークのファッション業界で、無償のインターンシップに対して、学生側から訴訟を起こすケースが増えている。その相手はGucci、Ralph Lauren、Calvin Klein、Donna Karan、Marc Jacobs、Oscar de la Rentaなどなど、ビッグネームばかり。更にHarper's BazaarやVogueも過去にインターンシップ関連で比較的大きな訴訟を抱えた経歴がある。

論点は以下。

  • 企業とのインターンシップを通して大学の単位やその他報酬を受けなかったインターンが、通常の従業員と変わらぬ働きをしたにも関わらず最低賃金すら得ないのは不当だと企業を訴える。
  • 裁判所は、インターンが得た利益と雇用主が得た利益を検証する。
  1. 雇用主は従業員がもたらすのと同様の利益をインターンから得ているのではないか。
  2. インターンは無形の利益(レジュメに書けるような経歴、経験、コネクション作り)を得ているのではないか。

結局、結果は雇用主よりのものが(現状)多かったり、millennials (2000年以降を生きる若い層の総称)の考え方はついていけないといった社会的風潮(日本で言う、「今時の若いものは」といったやつ)も強いのも事実。

私はmillenialからはほど遠い昭和生まれでありながらインターンとしてファッション業界に身を置く、いわば中立的立場もとれる立ち位置。要は結構いい歳して今一からこの業界を学んでいる。私自身は今のインターンシップにはとても恵まれていて、多くのことを見て、経験して、学ぶことができていて幸せだと思う。ただ、多くの友人たちの話を聞いていると、ファッション業界のインターンシップは単純に「なんでも頼まれるポジション」になっているケースは少なくはないようだ。

それを喜んで引き受けて、期待以上の働きをして、未来に続けていくか、いやーやっぱり私はそんなタイプではないや、と早々にそれから引き揚げるか。あなた次第。

理にかなっていない部分はファッション業界には多くある。最先端のファッションを作り上げる世界でありながら、中身はなかなかのクラシックさがある。例えばでデザインチームでインターンシップをしていたとしたら。そんなのまさしく製造業のど真ん中であり、古臭い体制があるのは承知の上で飛び込まないといけない。それが時にスマートじゃなかろうとも。sophisticatedでなかろうとも。

そして。今時の若いものには、そりゃそれが納得いかない人もたくさんいると思うしそれも間違ってはいないと思う。そういった人たちは、その体制を変えるべく、自力で会社を立ち上げたりブランドをスタートしたり、そういったバイタリティ(と資金力)さえ持ち合わせていればいい。更に、事実そうやって若い内から自分の判断で会社やブランドを立ち上げて成功した前例もニューヨークには多くあることも忘れてはいけない。

そうやっていい子?悪い子?普通の子?な曖昧な世界を自分自身の判断で生き抜いていくのがこのニューヨーク ファッションなのではないかと強く思う。

ただ。一つ最後に思うのは、そうやった今時の若者が、ファッションのインターンシップなんてやってられるか!こんなタダ働き!私は自分のブランド立ち上げるわ!と始めた会社で、無償のインターンシップをこき使うようなことはあってはならない。そこまで理にかなってないとほんと、「今時の若いもの」以外のいい訳が見つからなくなっちゃう。


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8/18/2015

結婚式

私たちの式はすごく小さいものなのに、それでもやることがたくさん。そして、お金がかかる かかる かかる $$$$$

決めるのが楽しいことと、誰か決めてくれって感じなこと。大きなマップを作って壁に貼って、二人でなんとかこなしている。その他にもあれやこれややることが重なり、私はとうとう体調を壊し風邪を引いてしまった。

結婚式にもランウェイを少しと思い、Saint Laurent Parisの靴。courtesy of style.com

とにかく結婚式まであと7週間。

今多分人生で一番忙しい。


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8/12/2015

ニューヨークの看板猫

少し前にroomieに掲載された私の記事、

「ニューヨークの看板猫の日常生活がのぞけるよ」
http://www.roomie.jp/2015/08/277124/

が、roomie上で現在一位のフィードバックを頂いているようで嬉しい。




その他にも、私が気になっていることをroomieで記事にしています。

roomieでの私の記事をご覧になりたい方はこちらから。

http://www.roomie.jp/author/cookiehead/



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8/07/2015

サラダボウルというよりサラダバー

ニューヨークは人種のサラダボウル

そんな風に昔からよく言われるけど、実際ここにいてみて、なんか違和感。

ニューヨークは、遠目から見れば、多くの異なる人種・文化・宗教・バックグラウンド等(それぞれの野菜)が個々の存在を残しつつ一つのボウルに入ったサラダのようだというのが人種のサラダボウルという解釈。

しかし、実際にニューヨークにはサラダボウルが個別にいくつもあって、結局一つのボウルには納まっていない気がするのだ。

サラダ サラダ。。。シーザー サラダもあれば、ニコワーズ サラダもコブ サラダもある。メキシカン、タイ、グリークなどのエスニックな名のついたサラダもあれば、ケールだけのサラダのようなやったらヘルシー志向なサラダ、キヌア サラダのような新しいサラダもある。

そんな多様なサラダ市場と同様、ニューヨークには多くのサラダボウル(コミュニティのようなもの)が存在する気がするのだ。それは人種に限らず、学歴、学校、専門性、キャリア、社会的階層、などなど、様々な要素に基づく。

そして多くの人はそれぞれ、複数のサラダボウルに所属しているのも事実。更に、所属サラダボウルの数を増やす=ネットワーキングにもぬかりがない

「xxサラダかyyサラダが美味しいよ。zzサラダは身体に悪いから食べない。(xxコミュニティかyyコミュニティが好き。zzコミュニティは私には合わない。)」

「最近こんな新しいサラダを見つけたよ。ホット!(最近こんな人たちの集まりを見つけたよ。ここに属したい。)」

って感じの社会。様々なコミュニティが存在する。

誰しも、ニューヨークに降り立った時点でニューヨークという全体の人種のサラダボウルに属するとする。そしてそこから時間を経るごとに、個別のサラダボウルを探しを始めたり、属したり、いずれはそこから脱したりする。

ふと気づいた。ニューヨークはサラダボウルじゃない、サラダバーじゃん!


courtesy of sweet green

ニューヨークに多い、自分の好きな野菜、トッピング、ドレッシングを選んで自分のサラダを作る、サラダバー。もはや多様性が豊富過ぎるニューヨーク全体がサラダバーのようなもので、そこから自分たちでサラダボウル(コミュニティのようなもの)をその都度作り上げている。

更に更に、そこから思うのは、ニューヨークのおしゃれサラダバーでランチを食べるとしたら、ただのプラスチックの容器にボンボン野菜を入れてトッピングやドレッシングと和えるだけなのに、だいたい最低でも$10はする。そこにコールドプレスのジュースなんかつけたら、カジュアルなランチにも関わらずタックス込みで$20くらいになる。

そんなサラダ、普通のようにみんな食べているように見えるが、実際に全員がそれを頻繁に買えるわけではない。オーガニックだとかユニークなドレッシングだとか、言ってる場合じゃない人たちも山ほどいる。

サラダバー社会に手が届く人と届かない人がいるような構造ということだ。階層別にサラダバーがあるということ?というよりは、そのサラダバーに届かない人たちは、自分たちで持ってきた野菜をオフィスでサラダにして食べている。

サラダバーか自前サラダか

そしてその上で、どの種類のサラダボウルか

といった感じ。

サラダ サラダ。。。もはやサラダとタイプし続け過ぎてなんだか不思議な言葉に思えてすらきたが、サラダの話をしているわけではない。とはいえ、私はサラダバー派?何サラダ派?そんなこと考えるまでもない、ナンセンスなことなのに、ここでの生活は結構そんな感じなのが現実だ。

家で作る、自分だけのサラダが一番美味しい。好きなものを好きな方法で好きなだけ入れる。サラダバー社会だかサラダボウル社会だか、そんなものより、自分のサラダボウルから好きなものを頬張っている方がずっと気が楽。

ニューヨークは疲れる街だ。(※好きだけど。)


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8/06/2015

サンフランシスコのTartine Bakery

サンフランシスコのダウンタウン、ミッション地区にあるTartine Bakery

全米一と言われるこのベーカリーが、ブルックリンにやってくるという話。

以前から記事を書いているBROOKLYNIZEに、サンフランシスコで撮った写真とともにこのTartine Bakeryについて記事を掲載しています。

サンフランシスコ発 伝説のベーカリーとコーヒーショップの巨大施設が ブルックリンにやってくる!

courtesy of BROOKLYNIZE
courtesy of BROOKLYNIZE

よかったら是非アクセスしてみて下さい。

http://www.brooklynize.jp




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8/02/2015

街の変化、私の変化

この夏が終われば、私がニューヨークにやってきて丸2年になる。

Parsonsに通い始めた。
3つのサイトで記事を書き始めた。
インターンシップを始めた。

結婚した。

グリーンカードの申請中。
結婚式を挙げる。

あるブランドから正社員のオファーをもらった。

とまぁ、2年の間に、それなりに色々あり、そして常にバタバタしているけれど、順調にニューヨークでの基盤を築けていると思う。

そして、そのほぼ2年を過ごしたアストリアを、去ることになる(かもしれない予定)

現在マンハッタンのアパートの購入手続きを進めていて、このままうまく進めば1, 2ヶ月の内に引っ越すことになる(かもしれないような気がする予定)

と曖昧なのは、何より、経験した人はわかると思うけど、プロセスがものすごくめんどくさくて長くて先が見えない。私の場合グリーンカードも同時進行なので、サインするものが多過ぎて、何にサインしているのかもわからなくなってくる。

更に私たちの場合は、彼が数年前に購入した、現在住んでいるアストリアのコンドも売却する必要がある。

夕飯後散歩がてら、アストリアにあるSocrates Sculpture Parkまで。夕涼みピクニック。

でもこちらは、スムーズに進みそう。なぜなら、アストリアはただ今完全に売り手市場。

マンハッタンには住みたくない(もしくはもう出たい)けど、Long Island Cityは高過ぎる。→ アストリアどうよ?

と、多くの人がアストリアの物件を探しているよう。実際にいくつかの不動産屋さんに私たちの物件を紹介したところ、購入を進めているマンハッタン ミッドタウンのもっと大きめな物件と、ほぼ変わらない金額を提示された。おぉぉぉ。

数年前に彼が購入した時のほぼ2倍は確実。おぉぉぉ。

ニューヨークのシティエリアに不動産を所有する以上、価値は基本的に上がり続けるというのを、目の当たりに。

価値がほぼ2倍になったアストリアのコンドで過ごしたこの約2年。ひとの価値はそう簡単に測れないけれど、できることにはできるだけ挑戦し地道に向き合った私自身、成長したのは間違いないと思う。

価値が上がり続ける街で、自分の価値も少なくとも主観的には上げていく意識がないと、ここにいること自体の価値を台無しにしてしまう、それがニューヨークだなと。


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