9/02/2015

ファッションに愛はある?(あって欲しい。)

ファッションを学んでいると、ファッションが好きかどうかだけじゃなくて、それをビジネスとして見るようになる。少なくとも、見ようとする。

そうすると、以前に増して、嫌いなブランド/デザイナーが増える。

魂を売ったように見えるデザイナー。山ほどいる気がする。

私は商業主義に走ったブランドを否定はしないけど、そこに愛がなくなってしまっていたら嫌いになってしまう。

Michael Kors, Tory Burch, Coach, J. Crew, etc.
 ※完全に主観。

気づけばニューヨーク発信のブランドにそういったビジネスの道を選んだものが多い気がする。

ファッションを知らない人を騙すかのように手玉にとり、ロゴや名前を前面に出してモノを売り、本来のアイデンティティを失い、そして一過性のピークを経験し、最終的には落ちていく。

ファッションを知らない人がファッションを楽しむ為のブランドは必要だとは思う。Gapはそういった市場を確立した代表的なブランドだと思うし、今のファスト ファッションも大半はそういった需要に大きく応えている。そして買えるラグジュアリーが必要なのも理解できる。現に私だってそれが必要だ。

しかし上に挙げたようなブランドは、ランウェイを持っていたりファッション ウィークでプレゼンテーションを行う。コレクションを発表するブランドである以上、アートであり、そして愛情があるクリエイティビティを発信すべきではないのか。ファッションを知らない人にロゴやうわべだけの価値を与えて満たすのは、ランウェイ ブランドが行うべきことではない。

そうやってクリエイティビティが失われ、誰もが目にするわかりやすいブランドに成り下がった代償がビジネスの後退であれば、それはしかるべき制裁を受けていると思わざるを得ない。

あーなんだか、そういったサイクルを見届けながら、自分が好きなブランド、ロイヤリティを感じられるブランドが変わらず届けてくれる愛情を感じられることに、感謝すら覚えるくらいだ。

ファッションに愛はあるはず。それをもっと届けられるマーケットにいたい。


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